2005.04.24 Sunday
プロ入り初勝利記念「阪神・能見投手の似顔絵をたった三文字で描く方法」
阪神タイガース、能見篤史投手がようやくプロ入り初勝利。
みなさんご存知のとおり、好投しても勝利がつかない試合もありました。
そんな生みの苦しみを乗り越えて、横浜打線を見事に封じ込めました。
◆阪神タイガース 8−3 横浜ベイスターズ
投打がかみ合った、阪神ファンとしては安心して見られた試合。
調子を落としていた打者にも総じてヒットが出ました。
さて、そんな初勝利を決めた能見投手を祝福するために、カタカナだけで能見投手の似顔絵(横顔)を描いて見ました。
これで充分な気がするんですが、いかがでしょうか?
一応その他のパーツにも挑戦してみました。
ま、なんとなくわかりますよね。
でも個人的には「ノーミ」の三文字オンリーで表現している、最初の似顔絵が好きです。
自画自賛で言えば、これ以上一本も線を省略することができないレベルにまで能見投手をディフォルメできていると思います。
しかし今日の試合では中継ぎエースの藤川投手がついに失点。
登板過多による疲れは誰もが気になるところ。
そろそろタイガース投手陣にも先発完投勝利が欲しいところです。
あとやっぱり抑えの久保田投手ですか。
シーズン前から今年の虎のキーマンとして、僕は藤川投手と久保田投手を挙げていますが、どうもまだ制球が危なっかしい…。
ちなみに「文字で表現する似顔絵シリーズ」は、ブログ上で僕は何度かご紹介してまいりました。
◆西武ライオンズ・和田一浩選手
◆読売ジャイアンツ・ミセリ投手
◆楽天イーグルス・谷中真二投手
◆北海道日本ハムファイターズ・小笠原道大選手
そろそろ皆様お気づきかと思われますが…。
たぶん、誰の似顔絵でも文字だけで無理矢理表現できます。
たぶん・・・です。
2005.04.21 Thursday
おすすめ野球マンガを一冊だけ〜「荒川道場」 ほりのぶゆき
「今日からしけたろうヘッドの面白さにウットリしたい人のためのブログ」…まちがえた「今日から野球ファンになった人のためのブログ」(略して「きょうろぐ」)にて、以下のような企画記事があります(コメント欄でも参加可能ですよ)。
◆「おすすめ野球マンガ」の記事を募集!
いちおう漫画家であるワタクシがプロデューサーという名の「応援団長」をつとめる「きょうろぐ」です。
「カネシゲはいったい何を紹介するのか?」と興味深く見守ってくださってた方もおられるでしょう。
僕がオススメする一冊はこれです。
荒川道場
ほり のぶゆき
きっと、誰も知らない。
平成8年に初版が出ているので、今から10年近く前に刊行された漫画ということになります。
「パロ野球ニュース」という漫画雑誌で時期をとびとびに連載されていたものを、一冊にまとめた短編ギャグ漫画集です。
この「ほりのぶゆき」という漫画家さんはビッグコミックスピリッツで連載していた「江戸むらさき特急」という四コマ漫画が有名だと思うのですが、彼の漫画家としての最大の特徴は「ひとつの題材でしつこくネタを出しまくる」という部分にあります。
言い換えれば「ネタ出しの粘り強さ」がその持ち味。
それで一定のクオリティーを保ち続けるっていうのがすごい。
時代劇をパロディー化した「江戸むらさき特急」の連載終了後、同じ時代劇でも「ちょんまげ」にのみスポットを当てた「ちょんまげどん」という四コマ漫画の連載をはじめたのには驚かされました。
しかも数回限定の短期連載というわけでは決してなく、単行本がそれぞれ何冊か出てるっていうんですから。
野球に置き換えていえば、清原を主人公に四コマ連載を終えた後、新しく清原のピアスにのみスポットを当てた連載をはじめるようなもので。
はっきり言って、普通の作家にとっては自殺行為です。
ネタ出しがかなり大変ですから。
(これがストーリー漫画というなら、話は別なのですが)
で、今回ご紹介する「荒川道場」。
はっきり言って、やや「マニアック」ではありますが、非常に味わい深い野球ネタが満載です。
読んでいると、この漫画が執筆された当時(90年代はじめ〜中ごろ)の野球界の状況が思い出されます。
<登場人物の一例>
◆乱闘で脱がされる堀内ピッチングコーチ(巨人)
◆敵か味方かわからない、謎の新戦力・松永(ダイエー)
◆死のロードで苦しみ、甲子園の幻をみた亀山(阪神)
◆メジャー移籍をもくろむも、野村監督の策略で失敗する池山(ヤクルト)
◆福岡ドームの屋根を開閉するため、地下牢で動力として働かされる若田部(ダイエー)
◆ヤクザみたいな愛甲(当時ロッテ)
1ネタあたりが約4ページで終わる短編漫画ばかりですが、その中で最も僕がお気に入りなのが「川相昌弘 炎の送りバント」というネタ。
場面は病室。
テレビは巨人戦。
代打で出場した川相を見守る少年。
「やったぁ!三塁線絶妙の送りバント まさに職人芸だぁー」
そんなコアな野球ファンの少年の病室に、「一軍で唯一ファンに直接対応できるぐらいヒマだから」というネガティブな理由で川相選手がやってくる。
「今夜の試合で君のためにバントをしよう!そのかわり君も手術を受けるんだ 約束だぞ!」
そしてその試合、長嶋監督に代打として送り出された川相選手は打席に立った瞬間「三塁線へ転がすぞ」という、予告ホームランならぬ予告送りバントを決行し…
ショート作品集ということで、やや1本ごとに「面白さの波」はある一冊ですが、なにかと当時を知る野球ファンには味わい深い作品なのでおすすめします。
野球ファン初心者の方には…おすすめしませんが。
2005.04.19 Tuesday
読売・阪神戦〜ミセリの残り香を感じながら、中村泰広の喜劇が幕をあけた
勝ったから良かったものの…ねえ、奥さん。
◆阪神タイガース 8−5 読売ジャイアンツ
あの8回裏の、すばらしきリレー炎上劇
中村泰広→桟原→吉野→橋本
燃え盛るマウンドを次々と譲り渡す様子は、まさに聖火リレー。
全員まとめて北京行って来い!(←ただし現在の)
でもね、原因はわかってるんです。
顔ですよ、顔。
全員、パシリ顔やもん。
橋本と清原の対比なんて、そのまんま「いじめられっ子」と「番長」でしたもん。
虚弱体質っぽい橋本投手、いつ清原に「おい、焼きそばパンと『ピクニック』コーヒー味!」と叫ばれてもおかしくない風貌。
でも、それがまんまと抑えてしまうんだから、野球って平等やなぁと思います。
そのあときっちり、もう一回打席が回ってきたローズに打たれてたけど。
しかし中村泰広。
それにしても中村泰広。
たかが中村泰広。
されど中村泰広。
要するに、全ては彼が2〜3点とられてでも普通に投げていれば良かっただけの話。
さすが我がタイガースの「劇団ひとり」。
8回裏。
8点リードで余裕の場面。
彼がマウンドに登場した瞬間、なぜか爆笑してしまった僕。
「さあ、舞台の幕は開けた。中村劇場へようこそ」
そう心の中でつぶやいてみた。
そこから期待どおり
華麗なるストレートのフォアボール
あははははは!
もう、「きわどいコースを突きすぎた」とかそんなレベルの四球じゃないの!
打者・ローズの頭に当たりそうとか、すごいクソボールばっかりなの!
ちなみに証拠の配球表はこちら。
爆笑したもん。
彼が今日投じた全4球のひとつひとつに「くらえ、味方よ!」または「くらえ、オレ!」という、きわめて自虐的なメッセージがこめられていました。
ま、それが中村の「普段どおり」なんですが…。
本日解雇された読売の守護珍・ミセリ(笑)の残り香を感じながら、今日もたっぷりと中村劇場を堪能しました。
そりゃ試合後に岡田監督が「あの場面でストライク入れへんかったら、投げさせるところがない。情けない」と怒りながら言いますよ。
桟原もそう。
矢野が構えるミットと全部違うところにボールが行く。
素材は間違いないんだから、二人とも自信を持って。
君たちは気持ちが「弱い」のでは決してない。
少し人よりも気持ちが「優しい」だけなんだから。
2005.04.16 Saturday
猛虎軍各位に告ぐ。「ナゴヤドームの連敗が12でストップしたぐらいで、あわてるでねぇ!」
あわてるでねぇ!
ナゴヤドームの連敗が12でストップしたぐらいで、あわてるでねぇ!
◆阪神タイガース 2−1 中日ドラマティックエラーズ
今日の試合は、今後10年間の歳月をかけて阪神タイガースが樹立するプロ野球記録・・・
「ナゴヤドーム108連勝」の記念すべき1試合目にすぎない。
猛虎軍各位に告ぐ。
晴れがましい1勝に歓喜するキモチは痛いほどわかるが、こんな目先の一勝でいちいち喜んでたらバテまっせ。
ナゴヤの中日戦で阪神が勝つなんて、もう今後はどってことない日常ですから。
チャーミーグリーンを使うと手をつなぎたくなる程度の、ささいな出来事ですから。
しかし今日の試合は終盤まで中日先発の山井投手こと「どーもくん」に手こずりました。
え?どーもくん知らない?
こんなキャラクター、テレビで見たことないですか?
NHKのBSとかで使われいたキャラクターです。
たぶん今は違うと思います。
◆参考資料
・公式サイト「どーももーど」
山井くんの顔面は、よくみると「どーもくん」。
あははは。
描いてやった描いてやった。
◆参考資料
・中日ドラゴンズ・山井大介投手
ちなみに冒頭の画像提供は「テド★とらちっく」のテド猛虎軍大将代理より。
てぃぶろぐデビュー、おめでとうございます。
2005.04.15 Friday
似顔絵がうまく描けないと寝つきが悪いんだよ。
今年の鳥谷選手はちょっとやりそうだ。
◆鳥谷と正田が交わした一人前になるための約束。
正田がそばを打つ日まで鳥谷の夜の街への外出禁止は続く。
ええ話や〜。
今年の鳥谷の丸刈りは、「絶対に正田コーチの想いに答えるぞ!」という鳥谷流の意思表示だったのかもしれません。
夜の街、ちょっと出にくいもんね。丸刈り。
正田打撃コーチは現役時代に広島カープで首位打者の経験もある方。
和歌山出身の正田コーチは、もともと子どものころからの熱烈なタイガースファンだったそうです。
しかし広島にドラフトで指名されたとたんに「応援する球団と、メシを食う球団は違うが、それはそれ」と喜んでカープに入団したという逸話があるそうです。
ぜひ二人三脚で頑張ってもらいたいものですね。
さて、そんないいお話を見つけたので思わずトリー谷さんの似顔絵を新しく描いてみたのですが…。
やっぱり似ないのな。
ほんまに男前を描くのは苦手ですわ。
でね、似顔絵師の自分としてはこのまま寝るのはちょっとキモチが悪いんですよ。
ほら、野球選手がよくいうじゃないですか。
たとえばピッチャーだったら「打たれて降板すると、次の試合まで気分が晴れない」みたいなこと。
あれと同じ状態になるんですよ。
で、急遽似顔絵のターゲットを変えました。
はい、これで気持ちよく眠れます。
ぜひ正田打撃コーチと二人三脚で頑張って欲しいですね(話、変わっとるがな)。
◆参考資料
阪神タイガース・中村豊選手
え、昨夜の阪神巨人戦を観てないのかって?
観てましたよ。
なにか書けとでも?
いやだ。
打線でいえば、初回に仁志のエラーで出塁した赤星を生かしきれなかったのが全てだったような気もします。
しかし仁志、ここ2試合ぐらい守備に精彩がないですね。
グラブに当てて後ろにそらしたり。
一昨日の解説ゲスト・長嶋一茂氏が「使用するボールが変わった影響もありますね」みたいなことを言ってましたが、甲子園は去年までとボール変えてないはずやぞ。
(参考リンクはいつもお世話になっている「ば○こう○ちの納得いかないコーナー」様の記事です)
2005.04.11 Monday
これが本当のエキサイトシート。
東京ドームがやたらと「エキサイトシート」を強調しています。
そのことは評価するものの、なぜか癪にさわるので。
やってみたかっただけっす。
しかし最近は本家があるgooブログの調子が悪いなぁと思う。
夜間はとくに。
有料版のアドバンスにしたところで解決するわけでもないんですよね、これが。困ったな。
2005.04.10 Sunday
阪神が劇的サヨナラ勝ち!またもや陥落・大魔神佐々木の限界が気になる
阪神首位をがっちりキープ!
昨日大阪から帰ってきた疲れがどっと出て、遅く起きだし試合を見始めたのが能見降板の直前ですよ。
試合結果の詳細はこちらで。
◆阪神1−2x横浜
いや、満足した。
ええもん見させてもらいましたよ。
そら最初から見ていた人には素晴らしい好投の能見投手を打線が見殺しにしている不満もあったのでしょうが、僕は途中からやったんで…。
しかし13安打放って2得点というのはストレスたまるか。
横浜の守護神佐々木、打たれましたね。
あの矢野の痛烈な当たりも抜けていれば普通に2塁打。
結果的にライト・金城のファインプレーで佐々木投手は救われていただけであって、普通は抜けている。
しかし絶体絶命の9回裏2アウト。
そこで代打・町田が追い込まれてからもうまくつなぎ、赤星も簡単に追い込まれてから執念のポテンヒットでうまくつなぎ、打席は藤本。
赤星が走り、ツーアウト2・3塁。
一打サヨナラにそなえ、外野の守備位置はやや浅くなる。
4球目・外角低めのフォークをうまくレフト方向にはじき返す左打席の藤本!
浅くなった守備位置の妙か、打球は転々と左中間を抜けていく。
悠々と赤星がホームをふみ、サヨナラ。
ガッツポーズの藤本。
歓声に沸きあがる日曜日のスタジアム。
そしてマウンド上で呆然と立ち尽くす佐々木。
本当に呆然と、いつまでも打球が転がっていく方向を見つめ、呆然と。
藤本をもみくちゃにする阪神ナインと笑顔でベンチを出る岡田監督が画面に映し出され、そこから佐々木にカメラが切り替わっても、まだ呆然と立ち尽くす佐々木。
かつて大魔神と呼ばれた男。
その表情は、「まさかあのフォークが打たれるなんて」という表情では決してなく、去年の後半、そして今年の開幕から自分自身の喉下に突きつけられた現実の厳しさを「ほらみたことか」と再び箇条書きで突きつけられた男の顔。
せつなくなってしまったよ。
この日のストレートのMAXはたしか藤本への初球・145キロ。
いくぶん球威が戻りつつあるのかなと思うものの、かつての大魔神を知る我々からすれば「厳しい」のひとこと。
どうだろう。
この際一度「佐々木・先発転向」を検討してみるというのは。
西武に移籍した、元読売の河原投手が先発で好投したからというのもあるが。
でも、河原と佐々木では背負っている名前と、実績があまりに違いすぎる。
佐々木は、かつて野球の神様がベイスターズを優勝に導くためにこの世に派遣した「選ばれし守護神」ですから。
「魔球・シンカー」「魔の8回裏」「甲子園には魔物が棲んでいる」などと「魔」がつく表現は野球につきもの。
また「神様」という表現もしかり。
しかしその両方を融合させ、「魔神」とまで例えられた守護神は佐々木投手がはじめてでした。
さらに「魔神」には「大」がついていた。
そしてそれが決して誇張ではなく的確な表現として、プロ野球を愛する誰もが認めていた。
そう、かつて。
進退も含めて、佐々木投手と牛島采配の今後が気になります。
しかしいつも思うことですが、阪神タイガースでサヨナラの殊勲者に駆け寄るのは矢野さんがいつも一番早い。
2005.04.06 Wednesday
タイガース版「あの人は今?」を堪能
録画中継しかウチは入らなかったんですよね、昨日は。
おかげさまで、楽天イーグルスと日ハムの試合で
「キャッチャーが山田勝彦」「打席に関川浩一」というタイガース版「あの人は今?」を心行くまで堪能いたしました。
古いイラストのまんまですみません。
これで投手が伊達さんだったら完璧だったのですが、残念ながら読売さんへ行ってしまいましたからね。
ちなみに関川さんはその日通算1000本安打という記録を達成しており、三塁打とともにヒットと二塁打も記録。
あとホームランさえ打てばなんと「逆転サヨナラサイクル本塁打」という場面で大振り。
通算でも二十数本しか打っていないだけに案の定あきまへんでしたが、なんかうれしかったな。
あと山田さん、記録はワイルドピッチとはいえボール後ろにそらすそらす。
「そうそう、山田さんのその顔!」
なんか…うれしかったな。
しかしタイガース、強いですね。
これもシーツ効果ですか。
あと、広島市民球場ならではの金本・ファインプレーはカッコよかった!
さすが「実家」って感じでした。
それにしてもカープの長谷川さん、「高い授業料になりましたが、これを教訓に考えるピッチングを」とか解説者に言われてる場合じゃないですよ。
そんな年齢でもないでしょうに。
おかげで楽しく美しく勝利したわけですが…やっぱり広島には頑張ってもらいたいなぁと。
2005.04.02 Saturday
阪神快勝!ジョア工場の2代目ぼんぼん、気持ちよく炎上。
昨日ゲンかつぎでヤクルトを飲み、思いがけずおなかの調子が良くなった全国のタイガースファンの皆様、こんにちは。
ざまあみろ!
ヤクルトに勝ってやった勝ってやった!
◆阪神9 − 1ヤクルト
もうね、ヤクルトの2戦目先発が坂元ヤタローという時点で、若松ジャパンの苦しい台所事情が見え隠れしております。
「つぶれそうな地方工場の2代目ぼんぼん」といった風情の顔面。それがヤタロー。
ヤタローの制球はジョアのオレンジ味のように甘く、ポコペンポコペンと阪神打線が快調につながります。
守備ではレフトのラミレス(父の方)が、持ち味である守備の不安をアグレッシブに露呈。
グラブに当てておきながらの2度にわたる落球で堂々とチャンスメイク(←阪神の)。
さて、2代目ぼんぼんからは3回で7点を強奪。
堂々とジョア工場を炎上させた阪神打線は、次なる獲物・2年目左腕の「プロ野球選手として、その顔面はすごいよマサルさん」(佐藤賢投手)に襲い掛かります。
これが四球でランナー出す出す。
赤星さんに走られる走られる。
思わず駆け寄るメガネの選手会長。
思わず駆け寄られるメガネのマサル。
メガネとメガネの出会い系。
全国のメガネフェチ(一部デブ専)にとってそれは至福の瞬間。
「いよっ、文化系バッテリー!」
そんな温かい声援が大阪ドームのマウンドに投げかけられたかどうかは定かではない。
マサルさん入団時の体脂肪が古田の背番号と同じだったという赤い糸で結ばれたふたりに、阪神打線は祝福の2点を献上(ヒット1本で)。
勝負、決まり。
対する阪神先発の福原さんはストレートが内角に決まる軽快なピッチング。
見事7回を無失点におさえる右のエースらしい堂々のピッチング。
その後をうけたのは、先発ローテーション未遂の安藤さん。
「えーっ?日本代表のアンドゥーさんがこんな展開でリリーフ登板?」
スタンドを埋め尽くす阪神ファンのどよめきが収まる間もなく、先頭の代打ユウイチさんにいきなり美しいホームランをプレゼント。
赤星さんの「車椅子プレゼント」に負けないようにと、今日もやっぱり気前がいいアンドゥー。
変わらない一発長打の魅力(←もちろん打たれる方)は、やっぱり今年も健在でした。
ま、ともかく阪神大勝利。
ユーモアを交えながらお伝えしました。
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