2005.09.14 Wednesday
「熱狂的であることが個性」なのはいいが、「狂っていることが個性」になってもいいのか?
スペンサー問題についてこの記事のコメント欄にご意見など多数いただきまして、ハム所長・あらんじ選手・星奈選手からいただいたご意見へのお返事という意味でも、独立した記事にしてみました。
詳しい事件のあらましは、あらんじ選手からいただいたトラックバック記事をご覧いただけますと幸いです。
◆9/10 対広島戦 観戦レポ☆勝ったのに気分が悪すぎる!!!(あらんじ選手のブログ「Home Steal」より)
上記記事はコメント欄含めて読ませていただきました。
すでにも述べましたように僕は実際に中継を見ていないのですが、カープファンの方との無駄な因縁が残るような出来事となってしまったようで、なんだかなぁという気持ちです。
この問題に関する各プロ野球ファンの皆さんの一般的なご意見を「僕の感覚」でまとめると以下のような感じでしょうか。さまざまなブログを巡回するなかでまとめてみました。
・阪神・矢野選手への頭部死球に甲子園がブーイング。これはまだいい。
・点差もあったし、阪神・スペンサーの報復行為ともとれるタックルは無用。
・「やられたら、やりかえせ」がメジャーの流儀かもしれないが、日本の流儀では必ずしもない。郷に入れば郷にしたがえ。
・ふっとばされた広島・倉捕手の位置取りにも問題あり?技術不足ともいえる。
で、倉捕手が負傷退場する際に拍手喝さいと「蛍の光」の唱和が大発生。シェーン(スペンサー)コールまで沸き起こったと。
・「タイガースさえ良ければ全て良し」という甲子園の風潮が残念。
・マナー悪すぎ。
・カープファンの間で、タイガースファンの印象が悪化。
・もはや「一部の乱暴なファンの暴走」とは言えない?甲子園全体がそういう雰囲気になっている。
こんなところでしょうか。
当然僕もタイガースファンとして非常に残念な出来事であると思っていますし、恥ずかしく思う。
その件については、先日の記事のコメント欄にても述べさせていただきました。
で、今一度思う僕の感想をずらずらと以下に。
「チームが不振で、負けが込んだストレスをゆがんだカタチで発散させた」わけでもない今回の事件。(←だったとしてもダメですが)
むしろチームは好調。
この日の試合展開も序盤から余裕ムード。
優勝はもう手の届くところまで来ている。
タイガースはパ・ファンの方にも「あの強い阪神と日本シリーズを戦いたい」と言っていただけるまでに成長した日本を代表するプロチームの一つ。
そんな誇るべき球団を支えるファンとしてのプライドは、こんな幼稚なカタチで発揮されては決してならないのです。
幼稚かつ、暴力的。
そしてなにより、余裕ある首位球団のファンのくせにケチくさい。
主力である矢野選手の負傷がきっかけとはいえ、集団としてあまりに行きすぎ。
「甲子園を埋め尽くした多数派という強み」だけでこうも簡単に間違った方向に暴走するのだという現実に唖然となります。
(ちなみにこの問題を先の総選挙や日本の歴史問題に当てはめて考える方がおられるかもしれませんが、話の質はやや違うのでここでは触れません。念のため)
調子に乗るな、タイガースファン。
「熱狂的であることが個性」なのはいいが、「狂っていることが個性」になってもいいのか?
このような傾向はタイガースが優勝した2003年のあたりから、より顕著になってきている気がします。
チームとしての成熟はファンの成熟に直結せず、「ただ騒ぎたいだけの乱暴なエセファン」の数を年々高めている。
その勢いに押され、弱い時代のタイガースをもこよなく愛した長年のファンたちも、少しおかしくなったのかもしれないなぁ…。
僕が目撃した「神宮球場・ラミレスのホームランボール投げ返せコール」の時もそれは思いました。
もちろん今回の出来事に心を痛め、恥ずかしい気持ちでいっぱいのタイガースファンは少なくありません。
僕だって、そうです。
別にえーかっこするわけでもなく、本気で恥ずかしく、本気で腹立たしいのだから仕方ない。
そんな我々に、なにができるのか?
そんな現場に直面したとき、我々はどうすればいいのか?
悲しい問答。
とりあえず、まずは球団と応援団による話し合いで、いろいろと検討して欲しい。
「僕は阪神ファンである前に、プロ野球ファンでありたい」
今までもそうですが、これからもこの言葉だけは胸にとどめておこうと思います。

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