2008.01.20 Sunday
いっそ選手の年俸は機械で決めろ
自称阪神タイガース評論家のtoraoアニキの記事からいろいろインスピレーションを受けたので久しぶりに野球の話題。
【年俸】
「選手の価値」は絶対的なものであるべきで、球団が金持ちなのか、貧乏なのかといった条件で相対的に変わるべきものじゃない。
いや、ほんまにその通り。
好き好んで、そーゆーの全部納得済みでその球団に入った選手は別として。
で、以前からちょっと思ってたこと。
「いまのプレーオフ制度って、経営者側に有利になってないか?」
例えば去年のセントラル優勝はジャイアンツ。
日本一はドラゴンズ。
ダブルスタンダードが生じる
たとえば契約更改の場でジャイアンツ経営陣は「日本一になれなかったんだから年俸はそんなに上がらんよ。もっと頑張れ」と選手に対して言い張ることが出来る。
そしてドラゴンズはドラゴンズで、いざ選手が日本一を口に出したところで「でもシーズン2位だったんだろ?」と言い張り年俸を抑えることが可能となる。
実際に契約更改の場でそんなやりとりがあったかどうかは知りません。
球界でもトップクラスの裕福な2球団ですから。
でもこれが貧乏な球団だったとしたら…。
選手はいちいちだまされてる感じするだろうなぁ。
彼らはお金も欲しいが、それ以上に納得が欲しいだけなのに。
いっそ12球団全選手の年俸はNPBが機械的に算出!
それを球団が持ち帰り、プラマイ10%以内の裁量を加えて最終決定!
そんなカンジにすれば、選手はもっと働きやすいと思います。
さて、別の話題。
こっちは単なる素朴な疑問。
【ごまかさないで行こう】
元からTVマネーのなかったパ・リーグが、このところずっと明るい顔して前向きに取り組んでいるのを見ると、心からつくづくそう思うのだ。
この一文を読んでふとあることを思いました。
いや、つい最近も同じことを思った。
この間ハムぞー所長らと飲んだときでした。
「もしもパの人気がセの人気を完全に圧倒したら、パのファンを辞めてしまう人はどれぐらいいるんだろう?」と。
所長にもお話したのですが、やはりかつて球場に閑古鳥が鳴いていた頃のパ・リーグって、「ある種のファン」にとっては最高の贅沢だったんじゃないかと思うわけです。
「人気のセ・実力のパ」
「オレだけのパ・リーグ!」
「オレが応援しなきゃ、誰がする」
「野球通ならパ・リーグ観なきゃ」
「巨人阪神ナンボのもんじゃ」
みたいな。
反骨精神が強いっていうか、マイナー主義っていうか、とにかく「人気がないパリーグが好きだ」という、ある種のファンの方々。
これから先、パ・リーグがもっと人気を獲得したらやっぱりファンを辞めてしまうんだろうか?
ていうか既にいっぱい辞めてるだろうな。
何人ぐらい辞めたんだろう。
100人の新規ファンが入ったら2〜3人は辞めるのかしら。
そんなことをボーッと考えた今日この頃です。
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