2008.05.08 Thursday
【対読売戦】神と違和感、そして葛城
とりとめもなく書いてみましょう。
■なんかいろいろありすぎて、でも総じて終わってみるとなんとも表現し難い気持ちの悪さが残った試合。真っ白だけど生乾きの濡れたTシャツを着さされたような。
■やっぱりその主原因は観客の手に触れてグランドに落ち、二塁打と判定されてしまったラミちゃんのホームラン。
あんなものを「神の手」なんて言って喜んでいる人がもしいたら、その人とはお友達になれそうにない。
■あの阪神ファンの行動が言語道断だと理解したうえで、東京ドームの観客席の構造的欠陥を少し考えた。容易にああいう事ができてしまうのはちょっとなぁ…
■そう、金本選手。この日はアニキやら鉄人やらそんな身近な存在じゃなくて、本当にちょっと神様に見えた。
「かなわない」と心から思った。
そんな人を心から応援できる喜びにうち震えつつ、この人が味方で良かったとホッと胸をなでおろす。そんな幸せなきもち。
■あのホームランで最も救われたのは下柳ではなく、木佐貫。
頭部死球の瞬間の彼の表情は、車で人身事故を起こしてしまった人のそれと同じだった。今日「顔面蒼白」を辞書でひけば、昨日の木佐貫の写真が「図のような状態」として載っているだろう。
ところが。
その倒れて動かなかった被害者がむっくり起き上がりバク転しながら高笑いで去っていったわけで…。
敵の選手まで救ってしまう昨日の金本はやはり神だった。
■金本の笑顔。下柳の笑顔。ラミレスの笑顔、そして憤慨。原監督の怒り。谷の表情。内角を攻められる阿部の表情、そして走塁ミスをした阿部の表情。
葛城のガッツポーズとてれ笑い。
そしてその全てを見たファンひとりひとりの表情。
とにかくいろんな表情が球場を埋め尽くした一日だった。
ちなみに最初に言った「表現し難い気持ちの悪さ」が残った一因に、金本さんの表情があるかもしれない。「なんでこの人は笑っているの?」という、不思議な不思議な感覚。
■そしてあらためて思うのは、やはりファンによる妨害行為への怒り。あれが途中で入ったことで試合全体の印象がつぎはぎになってしまった。
大河ドラマの最中にバラエティコントを見せられ、またドラマに戻されたような、そんな気持ちの悪さ。
■あと最後に関係ないけど。
・足がもつれてコケた葛城。
・返球しようとしてポロリと落球した葛城。
・ヒーローインタビューで微妙に滑舌がわるい葛城。
もしもこれらの現象が葛城ではなく死球後の金本に出ていたとしたら、場内の空気はシャレにならなかったろう。
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昨日の試合は「後味の悪い」試合でしたね。勝ったはずやのに・・。
死球で「遺恨残さんかったらええのになぁ」って思ってたら
あの妨害・・・・・
ホンマにラミちゃんに、Gの選手に、Gのファンにごめんなさいです。
メジャーのファールグランドへ手を伸ばすってワケじゃないんですから
1年間、出入り禁止にでもしてもらいたいです。
あんなで神聖な野球を汚して欲しくない。
計り知れない選手の皆さんの気持ちが詰まってるグランドやのに。
ただ、その思いが強かったです。
アニキの死球は、見た瞬間凍りつきました。
TV画面に映し出される映像を見てる目も涙目になってきて。
監督と同じ「あのホームランで木佐貫は救われた」って
ブログに書きましたもん。
アニキに関しては
「これがプロ。これが男」そう言う言葉しか浮かばなくて・・・。
そんな昨日の試合でした。
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【なな選手へ】
>後味が悪い
いや、ほんまにね。
あれを「神の手」だのなんだの言って喜んで騒ぐってのは選手に、そして野球に対して大変な失礼かなと。
それこそ神さまが怒りますよってね、本気で思います。
>「これがプロ」
そう、プロフェッショナルの凄みですよ。
とくにアニキにいつも思うのは、死球をよける技術。
どんなにブサイクな格好になっても、よける。
当たるとしても、できるだけダメージの少ない箇所に当たる。
これがかつての清原さんあたりの
「死球上等、逃げたら負けや、かかってこんかい」→ボコッ!→負傷離脱 みたいな幼さと決定的に違うところでしょう。
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試合中、いつも以上に余裕の表情で明るく振舞っていた下さん。
その下さんがスタンドに消えた打球の方向を睨みつけながら、不動明王のような、それでいて血の色が消えていくような
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なんかいろいろありすぎて、でも総じて終わってみるとなんとも表現し難い気持ちの悪さが残った試合。真っ白だけど生乾きの濡れたTシャツを着さされたような。
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なんかいろいろありすぎて、でも総じて終わってみるとなんとも表現し難い気持ちの悪さが残った試合。真っ白だけど生乾きの濡れたTシャツを着さされたような。
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チーム全体に走塁の意識が高まったのは吉だが、効果的に代走を出さない岡田監督のツメの甘さはなんだ?とか。
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タイガースは井川のポスティングシステムで得た30億円とも言われる資金を、そっくり城島獲得に使うようなもんじゃなかろうかと。
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そんなカンジのことをアナウンサーが言った瞬間、それを聞いていた たんたん画伯が一言。
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ジャイアンツ、しなやか。
タイガース、カッチカチ。
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なんかいろいろありすぎて、でも総じて終わってみるとなんとも表現し難い気持ちの悪さが残った試合。真っ白だけど生乾きの濡れたTシャツを着さされたような。
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真っ白だけど生乾きの濡れたTシャツを着さされたような。
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「関本賢太郎」あらため、浪花のギダリスト「ギダタロー」の誕生です。
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巨人阪神戦を観に来ました。
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過去の「有限会社ジャグラー」から、なんと一挙6話分も収録!
さらに特筆は攻略誌「パチスロ極」で連載中の「実録!?ジャグラー通信」もあわせて一挙4話分が掲載されているという。
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これは棒読みです。
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私は多くのことを学びました! 情報ありがとうございました。
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